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【教員人生のどん底】わたしの学級崩壊大公開!

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こんにちは、2年前に学級崩壊を経験したのんびゅんです。

学級崩壊後、なんとか苦しい経験を乗り越え、今は教員に復帰しました!

復帰してからは、6年生の学年主任を任せられるなど、

今まで助けてくれた先生に恩返しができています。

今、振り返れば私の学級経営の考え方を変えた出来事でした。

  • 学級崩壊の予兆ってあったの?
  • 学級崩壊ってどうやったら防げるの?

わたしの体験がだれかの役に立つと嬉しいな♪

担任をしていて1番気になることが、学級が学級崩壊しないかどうか。ですよね

そこで当記事では、学級崩壊が不安な担任の先生のために、

わたしの学級崩壊の経験を紹介します。

今回の記事で分かること

・わたしのクラスで起きた学級崩壊の予兆

・学級崩壊を防ぐ方法!

この記事では、学級崩壊が不安な若い先生へ学級崩壊にならない方法について詳しく解説するよ!

目次

1. わたしの学級崩壊の様子

2. 学級崩壊の予兆

 2.1. おしゃべりが止まらない

 2.2. 紙切れのゴミが増えた

 2.3. トイレでたむろする子が増える

3. 学級崩壊を防ぐ方法

 3.1. 手順①:担任による理解教育

 3.2. 手順②:言葉の学習をする

 3.3. 手順③:叱る基準の明確化

 3.4. 手順④:学校生活を細かく確認する

 3.5. 手順⑤:聞く指導を徹底する

4. まとめ:みんなに伝えたい2つのこと!

 4.1. 困った時に、頼る教育書

 4.2 困ったら相談して欲しい♪

わたしの学級崩壊の様子

1学期の6月に学級崩壊しました。

本当に手がつけられず、先生の言ったことを守る子はほとんどいませんでした。

授業では、手を挙げる子はいつもの3人。

後の子どもは、下を向いて手悪さをしていました。

指名しても、「分かりません」「言いたくありません。」の連続。

中には、ノートも書かない子もいました。

休み時間は、外や体育館で遊ぶ男子とトイレや空き教室でたむろする女子がいました。

男子は、1週間に2回は必ず、ケンカが起き、その仲裁に追われました。

女子は、グループが3つでき、それぞれがお互いの悪口をいうようになり、

毎日が、いじめでした。

当時、叱ってばかりの私への信頼もなくなっていき、

「あっちいけよ」「キモい」「こっち見るな」などの暴言を言われる毎日。

人生で初めて、私もいじめを受けました。

まさか、子どもからいじめられるなんて…

学級崩壊って、色々あるけど、先生も子どもも学級にいることが辛くなることなんだね。

学級崩壊の予兆

今、振り返ってみると、学級崩壊に至るまでに予兆がありました。

この3つです。

もし、同じような様子が見られた時は、周りの先生や私に相談してください!

わたしの学級崩壊の予兆だったこと

・おしゃべりが止まらない

・紙切れのゴミが増えた

・トイレでたむろする子が増える

おしゃべりが止まらない

授業中や朝の会、自習などの静かにする場面で、おしゃべりが止まるか

話す時間と聞く時間の切り替えができるのかを確認しましょう!

おしゃべりが止まらないのは、自分で我慢できないからです。

おしゃべりが我慢できなくなると、暴言、暴力につながります。

聞く力を高めることが、まず始めに初任者が取り組む重要課題です!

紙切れのゴミが増えた

放課後に、担任が教室を掃除するようにしましょう。

すると、ゴミの増減が分かります。

学級が荒れてくると、紙くずが圧倒的に増えます。

そこには、学級の仲間の悪口や秘密の交換ノートの切れ端などがあります。

こういう状態になってしまうと、いじめはもう目の前です。

すでにいじめが深刻化している場合もあるので、

すぐに学校全体で動く必要があります。

トイレでたむろする子が増える

授業の間の10分、休み時間、給食の前の時間など、

すきま時間があれば、トイレに行きおしゃべりをする子どもが

一気に増えました。

時間になっても帰ってこないことがしばしば。

特に女子は、トイレでひそひそ話をするように。

わたしの学校は、トイレが四角になっていたため、

そこで、いじめ(にらむ、排除する)が起きてしまいました。

合わせて読みたい
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ここで、自分の学級の学級崩壊率がわかるよ!

学級崩壊を防ぐ方法

学級崩壊の予兆も分かったけど、どうすれば学級崩壊を防げるの?

わたしがおすすめする方法は以下の5つです。

学級崩壊を防ぐために絶対にすべきこと

・担任による理解教育

・言葉の学習をする

・叱る基準の明確化

・学校生活を細かく確認する

・聞く指導を徹底する

担任による理解教育

・おしゃべりが止まらない子

・友達に暴言を言ってしまう、暴力をふるってしまう

・約束や時間を守れない子

こんな子は、どこのクラスにもいます。

ここで大事なのが担任の指導力!

課題のある子にどう指導するかよりも大事なことが、

周りの子にどのような指導をするのか!ということ。

課題のある子には指導はできるけど、周りの子に指導できていない先生は多い。

わたしも2年前は、同じでした。

つい、課題のある子への指導ばかり。

その結果、周りの子が課題のある子をいじめたり、仲間はずれにしたりする状況に。

当然、課題のある子もどんどん悪くなってしまいました。

そして学級全体が荒れていき、次第に学級崩壊を迎えました。

こうならないために、必要なのが【学級全体への理解教育】

わたしはこんなふうにやってみると、学級が改善しました!

  • 人には、得意・不得意があること。それはみんな違うこと
  • 先生の小学校の時の得意・不得意の話
  • 不得意はすぐには直らない!
  • 直そうとする努力は必要。
  • 人の不得意は見つけやすいけど、得意を見つけよう♪

学活の時間に全体に話をします。

子どもに、完全に理解させるというよりもすりこませていくイメージです。

この理解教育をするかしないかでは、クラスメイトを見る目が全然違います。

発達段階によって内容は工夫しますが、全学年ですべきだと思います♪

言葉の学習をする

↑6年生を担任していた時の実践です。

言葉の学習では、最後に掲示物を作って日々の生活にいかすことがねらいです。

この言葉の学習は、学期始めにすることがおすすめです!

わたしは、年に3回は必ずしています♪

言葉の学習の手順は、ざっとこんな感じです。

① 言葉の力を伝える

② 教室にあふれさせたい言葉を考える

③ 教室からなくしたい言葉を考える

④ 全体で共有する!

⑤ 掲示物を作成する♪

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言葉の学習をして、毎日や毎週振り返りをすると、

子どもたちは、言葉を意識します!

すると、少しずつ言葉が柔らかくなっていくのです。

担任が言葉を子どもたちに意識して過ごさせるかが分かれ目!

叱る基準の明確化

私は、とにかくたくさん叱ればいいや!と思っていました。

また、叱る基準がなかったため、同じ行動でも叱る時と叱らない時があり、

子どもたちの中に不安が募っていきました。

子どもたちは、先生がどんな時に怒るのか様子を伺っています。

特に4、5月は先生を試してきます。

その時に、しっかり叱る基準があれば、安心です。

私は今、子どもたちに叱る基準を見せています。

学級開き(4月)の時に、子どもの見せています♪

  • 命の危険につながる時
  • 心を傷つけた時
  • 人の身体を傷つけた時
  • ウソをついた時
  • 人のせいにした時

子どもに見せることで、子どもがこのような行動に注意できます!

自分の叱る基準もはっきりするし、トラブルの未然防止にもつながるので

おすすめです!

こちらの投稿で紹介しています↓クリックしてね♪

学校生活を細かく確認する

とにかく叱ることを少なくしたい!と思う先生は多いはずです。

叱ることが増えて、褒めることが少なくなるのは、若手の先生の悩み!

そんな先生におすすめなのが、【学校生活の流れの確認】です!

朝来たら、何をどの順番でするのか〜休み時間の過ごし方まで細かく確認します。

ポイントは、ルールではなく確認であること!

ルールや約束にすると、守れない子は悪い子というレッテルが貼られます。

あと、もし過ごし方を間違えた(例:朝の準備をしないで遊んでいる)子がいれば、

「朝の準備はどうするんだっけ?」と確認の声かけができます!

「準備をきちんとしなさい!」という指導ではなくなるので、

必然的に叱ることが少なくなります♪

現に私がこのやり方を始めて、生活に関する指導は減り、子どもたちを

褒めることが多くなり、学級の雰囲気も良くなりました♪

子どもって何をすればいいか分からない時に、いけないことをしてしまうのです。

細かく生活の仕方を確認して、できたらたくさん褒めてあげましょう😊

私の学級でやっている(6年生)生活の仕方を載せておきます♪

聞く指導を徹底する

学級経営の第一歩は、【聞く姿勢・力を育てる】ことだと思っています!

どんな学級も、まずはここから確認します。

人の話を聞ける学級は、荒れていきません。

実際に学級崩壊を経験したので、強く言えます!

では、聞く指導の手順を紹介していきます♪

① お話を聞ける人は、人を大事にできる人であると伝える

② 話を聞く時の姿勢の確認と練習

③ 授業中に良い聞く姿勢があれば褒める!撮影して保存♪

④ きちんと聞いてもらった時の気持ちを伝える

⑤ とどめは、他の先生に聞く姿勢を褒めてもらう♪

この5つの流れで、聞く力をつけていきます!

ポイントは、聞く姿勢の話をしたその日から、

頑張っている子を見つけ、褒めたおすこと!

1週間は、聞く姿勢で子どもたちを褒めましょう♪

とにかく、根負けせず継続して褒めるし、指導することが大事です。

これで、学級崩壊の心配なし!

最後に伝えたい2つのこと

以上!最後まで見てくださりありがとうございます!

ここまで読んでくださった先生には、絶対に学級崩壊の経験をさせたくない!

と思っています!いや起こさせません!

なので、学級崩壊しそうと困った時にすべき2つのことを紹介します。

① 学級経営に役立つ教育書を持ち歩くこと!

② 相談できる人をもつこと!

この2つです。

1つ目の【学級経営に役立つ本を持ち歩くこと】については、

私のおすすめの本を載せておきます!

学級経営に悩んだ時、心の支えになる本です。

私の経験上、上手くいかなくなって焦ってしまいさらに悪くなるというのが、

学級崩壊の沼にハマるパターンです。

上手くいかない時は誰でもあります!

ただ、そこで気持ちを落ち着かせたり、手立てを打てる先生になるために、

わたしのおすすめの教育書を持ち歩いて欲しいです!

おすすめ本
学級崩壊を経験した私が選ぶ!学級経営を助ける本ベスト5
学級崩壊を経験した私が選ぶ!学級経営を助ける本ベスト5

2つ目は、【相談できる人】をもつことです。

私が学級崩壊した時、職場の先生は本当にいい人ばかりで、

たくさん相談にものっていただきましたが、

人の時間を奪っていることにかなり苦しさがありました。

職場の先生にも自分の学級や仕事、家庭があります。

そこを気にして、上手く話せなかった私がいました。

あの苦しい時に、気兼ねなく話ができる人がいれば、私も立ち直れたのかもしれません。

同じように学級崩壊で苦しんで、気兼ねなく相談できない先生を救いたい!

という気持ちでインスタグラムもブログも始めました。

今、学級崩壊の不安に悩まされている先生は、私が相談にのります!

一緒に学級が良くなる作戦を考えるので、いつでも連絡ください。

公式LINEで今、相談に乗っています!

今年は、なんと100名の先生の相談に乗りました♪

こんなにも頼ってもらえるなんて嬉しいです😊

ここまで読んでくださった方は、何か縁があると思うので、

ぜひ、公式LINEに来てくださいね〜

ABOUT ME
のんびゅん
のんびゅん
18時に帰る小学校の先生
小学校の先生として働いています。
1年目の小学校の先生を助けたい!
簡単にできる教育テクニックを発信中♪
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