【1年目の先生必見】子どもが変わる!宿題忘れ攻略法
毎日必要な宿題チェック。
クラスに2、3人は宿題をやってこない、忘れてしまう子が必ずいます!
そんな時、あなたならどのように声をかけますか?
私も1年目にはすごく苦労しました。
というのも
- 叱っても宿題をしてこない
- ほぼ毎日、宿題忘れに対応するのが苦痛
- 朝から、子どもを叱って、雰囲気が悪くなる
このように、うまく支援ができなかったからです。
しかし、色々と工夫して取り組んでみると、宿題を忘れる子が減ってきました。
私は、たった5つのステップを踏んだだけ!
それだけで宿題を全員がやってくるようになりました😉
今回は、子どもが自分の力で宿題をやってくるようになる5つの支援方法を紹介していきます。
この記事を読むと、全員が宿題を当たり前のようにやってくるので、
朝の宿題チェックに時間をかけずに済みます。
すると、朝の時間に余裕が生まれ、子どもと関わったり、
授業の準備をしたりすることができ、学級経営もうまくいきます😄
結論は、この5つのステップ!
忘れた後の行動を示してあげる
「忘れました」を言える子を育てる
褒めて、その行動を価値づける
子どもに任せっぱなしにせず、一緒に考える
できた喜びを一緒に味わう
一つずつ丁寧に解説していくね〜
宿題をしてこない子の理由
まず、今の子どもたちはいくら厳しく叱っても行動は改善しません。
私も「なぜ宿題をしてこないんだ。」「先生の約束を破っているんだぞ。」
と強く指導しても、全く宿題をしてくる子は増えませんでした。
というのも、子どもには宿題をやって来れない理由があるからです。
この前提を知っておかないと、決して適切な支援はできません。
私が、実際に経験した子どもが宿題をしてこない理由をまとめました。
・習い事、スポ少があって、宿題をする時間がない
・問題が難しく、宿題ができない
・宿題の内容がつまらない
・宿題の量が多くて、やる気が出ない
・家の手伝い(家事を担当)をしていて、宿題をする時間がない
・宿題をする必要性を理解していない
・字を丁寧に書けなくてできない
・ゲームばかりして、夜更かしをしている
このような理由で宿題をしてこないのです。
いかがでしょうか?
宿題忘れの背景には、これだけの理由があります!
中には、家の事情やその子の能力に関するものもあり、
子どもいくら責めても解決しないことが分かると思います。
宿題をしてこない理由を聞き出すことが大切だね♪
宿題をやってくるようになる5つの支援方法
手順に沿って、一つずつ解説していきます!
①忘れたときの行動を掲示する
まず、宿題を忘れた場合の行動の手順を書いたものを教室に掲示しておきます。
- 宿題を忘れたことに気づく。
- 忘れた旨を先生に伝える。
- いつまでにするのかを伝える
- 明日からの対策を考える
このようなものを作成し、
忘れたときの行動を正しく取れるようにしておきましょう。
子どもにも忘れることよりも忘れたことを隠すことや、
ごまかすことの方がいけないと伝えましょう。
掲示物があれば、子どもはその手順に沿って行動をすることができます。
よく忘れる子には、手順を書いた専用のシートを渡しても良いでしょう。
この掲示物があるだけで、子どもが安心するよ♪
②忘れた子どもを受け止める
宿題忘れた子に対して、
「どうしたの?」と尋ねて忘れた理由を受け止めましょう。
決してすぐには叱らないようにしましょう!
子どもにも忘れた理由が必ずあります。
しっかりと聞くことで解決策が見えてくる事が多いです♪
例えば、「友達と遊んでいたら遅くなって、宿題をする時間がなかった」
という子どもに対しては、
帰ったらすぐ宿題をして、その後に友達と遊ぶようにすることを決めれば
宿題忘れを克服することができそうですよね。
このように、理由を詳しく怒らずに聴くことで解決することができます!
優しく寄り添える先生って素敵♪
③忘れたことを言えたら褒める
忘れたときの行動の手順に従って、
忘れた旨を先生に言えたら、必ず褒めましょう。
そうすることで、失敗(忘れた)した後の行動が
大切であることが伝わります!
え?こんなことで褒めるの?と思われたかもしれませんが、
「忘れました」と正直に言えない子どもはたくさんいます。
私たちが、思う当たり前なことは、子どもにとっては当たり前ではないのです!
なので、褒めて価値づけてあげましょう♪
当たり前のことを褒めよう!
④解決策を一緒に考える
忘れた事は取り返せません。
過去ばかり気にするのではなく、
今日の宿題を忘れるずにやる事に集中しましょう!
例えば、リビングで17時〜18時に1人で宿題をする
のように具体的に決めて連絡帳に書いておくことがおすすめです。
「どこで」、「いつ」するのかを具体的に決めるのが良いです♪
具体的な目標設定を子どもに任せるのではなく、
教師が提案する形で子どもと一緒に作っていきましょう!
また、連絡帳に書いておくことで保護者も協力しやすくなります♪
具体的な目標設定が大切なんだね〜
⑤忘れずに宿題ができたら、ハイタッチ♪
最後は、子どもが宿題をやって来るまでじっと待ちましょう!
この期間は、子どもへの期待と辛抱が大切です♪
そして、宿題をやってきた日には、すぐに褒めましょう。
また、なぜ忘れなかったのかを理由を聞くことで
継続して宿題ができるコツが隠れているかもしれません。
子どもと一緒に喜びを味わう事が大切です!
一緒に喜んでくれる先生って、素敵だよね♪
おまけ:学級が変わる!
このように、宿題を忘れる子どもに寄り添う先生の姿勢は、
学級の雰囲気をよくしていきます。
すぐに叱るのではなく、一緒に解決策を考えてくれる先生のことを
子どもたちは信頼していきます。
先生への信頼度が上がれば上がるほど学級は、よい方向に進んでいきます。
先生に褒められたい!認めてもらいたい!と思う子どもが
積極的に当番活動を行ったり、掃除に一生懸命取り組んだりします。
よい行動は、学級全体によい影響を与え、どんどんよい行動は伝染していきます♪
学級崩壊が起きる可能性は、ほぼなくなるね〜
5つのステップを踏んで、宿題忘れを完全攻略
改めて5つのステップを確認しましょう!
忘れた後の行動を示してあげる
「忘れました」を言える子を育てる
褒めて、その行動を価値づける
子どもに任せっぱなしにせず、一緒に考える
できた喜びを一緒に味わう
私は宿題をやらない子に、ものすごく苦戦しました。
そんな経験から、試行錯誤を重ねて今があります!
皆さんも、つまずいた時には、色々と試してみましょう。
何か困ったことがあれば、いつでもコメントをください♪