1年目の小学校の先生が「18時に帰る方法」 7選
小学校の先生として働く時に気になるのが「残業時間」や「働き方」です。
「子どもと関わる仕事は大好きなんだけど、夜遅くなってしまうのは嫌だな」と小学校の先生をやめてしまう人や諦めてしまう人がとても多いです。
しかし、「残業を減らそう!」と思っても
- 1日授業をして子どもが帰った放課後に仕事をする元気なんてないよ〜
- 仕事が山ほどあるのに、早く帰るなんて無理だよ!
という方が多いのではないでしょうか?
私も1年目の時に、毎日ヘトヘトで仕事をしていました。当然、仕事の効率は落ち、毎日残業する日々…
なんとか1年目を乗り切り、2年目の4月。このままではいけない!と決心し、残業を減らす方法を実践しながら見つけていきました。
3年以上試行錯誤を重ね、ようやく見つけた!
というわけでたどりついた方法が、18時に帰る方法だったのです。
- どうやって残業時間をへらしたの?
- なんで18時なの?
と思っている方に対して、実際に担任をしながら18時に帰っている自分が
1年目の先生でも18時に帰れるように、分かりやすく解説していきます!
すぐに実践できるものが多いから、気に入ったものからやってみてね〜
なぜ、18時なのか & 18時に帰るメリット
まず、18時という目標設定について解説します!
前提として小学校の先生の勤務時間はだいたい8時20分〜16時50分(休憩時間45分)
だからといって、17時に帰ることは現実的に不可能です!
その理由は
- 1年目はわからないことが多くて仕事が終わらない
- やらないといけない仕事がわからない
などたくさんあります。ちなみに経験豊富な先生でも17時に帰ることは難しいです。
そこで、少し余裕をもって18時に帰ることが現実的な働き方だと考えました!
次に、18時に帰るメリットについて解説します。
ズバリ、良いことづくしです!
- 平日でも趣味の時間を楽しめる
- 食事や入浴、良質な睡眠など生活が充実する
- 恋人や家族、友人との時間を満喫できる
私生活が充実すると、心に余裕が生まれ、子どもに優しくなれるよ♪
私生活が充実している先生の学級経営は上手くいきやすく、
結果として早く帰ることにつながって来ます!
18時に帰るためにする7つのこと♪
上の項目で
「18時に帰る」メリットを説明しましたが、具体的にどうやって18時に帰るのでしょうか?
その答えとして紹介する7つの方法は
- ① 朝の30分に集中して仕事をする
- ② 完ぺきな授業を目指さない
- ③ すきま時間にできることをする
- ④ 子どもが帰った放課後に次の日の授業準備をする
- ⑤ 色々な先生に相談してアドバイスをもらう
- ⑥ 毎日必ず18時に帰る
- ⑦ 帰宅後の楽しみを作る
です。
この7つを意識すれば、少しずつでも確実に残業時間はへっていきます。
① 朝の30分に集中して仕事をする
子どもが8時10分ごろに来るなら、7時40分には学校に来て黙々と仕事をします。
18時に帰るために、朝の時間外出勤は惜しみません!
ポイントは
誰もいない場所で朝の仕事をすること
職員室にいると、電話対応や来客対応で仕事に集中ができません。ここは、管理職や事務さんに任せましょう。
朝はとても集中ができ、やるべき仕事がどんどん終わっていきます!
朝の30分に何をするのか決めておくといいよ〜
② 完ぺきな授業は目指さない
完ぺきな授業を目指すと、教材準備に時間ばかりかかります。
まず!1年目の先生が完ぺきな授業を目指さなくてもいいんです。
それより
- その授業のゴールを設定し、子どもと確認する
- 大まかな授業の流れを掲示しておく
この2つをしておけば、上出来です
授業は積み重ね。昨日よりも少しだけ良ければ100点満点だね♪
③ すきま時間にできることをする
○朝学習の時間・・・連絡帳のチェック(保護者への返答)、宿題の丸つけ
○10分休けい・・・・子どもと積極的に関わる。
○休み時間(昼休み)・・職員室で事務作業(学級だより作成や行事の起案)をする。
すきま時間は、必ず毎日あります。
この使い方をマスターすれば、18時に退勤できます!
個人的な意見ですが、
休み時間にもし余裕がある日は
ぜひ子どもたちと一緒に遊んでほしいです♪
一緒に遊んでくれる先生のことを子どもは嫌いにはなりません。
子どもと一緒に遊ぶ先生は、子どもに好かれ、学級経営もしやすくなります
④ 子どもが帰った放課後に次の日の授業準備をする
16時からの1時間、集中して行います。
私のおすすめの流れは
1. 次の日の時間割をチェック
2. 今日の授業の改善点をメモする
3. 教科書(指導書)を見て、授業の流れをノートに書く
4. 発問や板書することを決める
です。
ここまで考えておけば十分です♪
必要な教具やワークシートは次の日の朝に作るよ〜
⑤ 色々な先生に相談してアドバイスをもらう
17時までに次の日の授業準備が終わったら、
職員室に行き、周りの先生と話をします。
何を相談してもよいですが、
- 子どもの様子で困っていること(寝ている、暴言や暴力、宿題をしてこないなど)
- 学級づくりで困っていること(指示の出し方、褒め方、叱り方など)
- 授業の進め方(板書、発表の仕方、話合い活動など)
これらは、相談するといいと思います。
私も1年目にこのような悩みを相談しました。
すると、みなさん快く教えてくださいました♪
「みなさん忙しいからこんなこと聞きにくい…」
と思う気持ちもわかります!
しかし、1年目の先生が困っているのを
放っておく先生はいません!安心してください♪
誰も1年目は経験しているからこそ、
1年目の先生を助けてあげたいと思う気持ちがあります。
いじめや暴力などの重大事案は、すぐに学年主任や管理職に伝えよう!
⑥ 毎日必ず18時に帰る
えっ、そんなこと?
と思った人も多いかもしれません。
しかし、18時という時間を意識すると
- 習慣化により、どんどん仕事の効率が高まる
- 仕事をお願いされる時間が早くなる
- 目標達成できると、モチベーションがup!
など、まさに良いことづくしです♪
必ず、18時に帰るんだ!という強い意志は
仕事の効率と集中力を高めてくれます。
「でも、周りの先生の目が気になるんだよね〜」
と心配になる気持ちわかります!
しかし、いつも遅くまで残業したことで
心身の体調を崩し、休んだり辞めたりする先生は多くいます。
周りの先生たちにとって
1年目の先生が笑って楽しそうに仕事をする様子こそが
何より嬉しいものです♪
実際、先輩の先生から言われた言葉です!
これからの働き方は、間違いなく脱残業だと思うよ
⑦ 帰宅後の楽しみを作る
この方法は、私自身1番効果があった方法です!
「家に帰ったら、何しようかな〜」と
考える時間が幸せでなりませんでした♪
平日から家で好きなことができる時間を楽しめって
すごく幸せなことじゃありませんか?
帰ってからのおすすめの過ごし方
7つ目で紹介した帰宅後の楽しみについて
紹介します♪
- 美味しいものを食べる(夕食、スイーツ、飲み物)
- 湯船にゆっくりと浸かる(心身の疲れをとる)
- 趣味を楽しむ(読書、筋トレ、映画鑑賞、動画見放題)
- 教育本を読む(仕事へのモチベーションを高める)
- 散歩をする(頭の中を整理する)
私生活の充実は、幸福感に直結すると思います。
小学校の先生の仕事は
子どもを教育することです!
しかし、先生が笑顔で楽しそうにしていないと
子どもたちは、不信感を抱いてしまいます。
子どもたちとの信頼関係を深めるためにも
先生たちの生活の充実が不可欠だと思います!
まとめ:「18時に帰る」ことは、これから必須な働き方
1年目の小学校の先生が
18時に帰る方法を7つ紹介しました!
もう一度ふりかえると
- ①朝の30分に集中して仕事をする
- ② 完ぺきな授業を目指さない
- ③ すきま時間にできることをする
- ④ 子どもが帰った放課後に次の日の授業準備
- ⑤ 色々な先生に相談してアドバイスをもらう
- ⑥ 毎日必ず18時に帰る
- ⑦ 帰宅後の楽しみを作る
1年目のすぐに実践できることだと思います。
7つ紹介した中で、これやってみようかな♪
と思うものを1つでも見つけて
明日から試してみてください。
たくさんの1年目の先生が
私生活を楽しみながら、笑顔で働いてほしいです!
終わりです!
ありがとうございました。