学級崩壊を防ぐために絶対やるべき!2学期の学級開きのポイント5選
私は2学期に学級崩壊をしました…
経験的に1学期より2学期の方が学級崩壊の危険性は高いと思います。
その理由は、子どもが成長してくるからです。
1学期は先生の言うことをしっかり聞いていた子も少しずつ反抗していきます。
反抗=成長だと私は思うのですが、
反抗的な態度に対して叱るという選択肢しかない先生はとても苦しいです。
実際、私は反抗的な態度の子どもを叱ってばかりで、
どんどん関係が悪くなり、最後には学級崩壊に至りました。
皆さんも
- 1番長い2学期、学級経営うまくいくかなぁ
- 「2学期の最初が肝心!」て聞くけどどうすればいいのかな?
と不安な気持ちはありませんか?
そこで、実際に学級崩壊を経験した私が、
自分の失敗談を通して、
2学期の学級開きのポイントを紹介していきます。
ポイントはこの5つ!
① 子どもの実態を把握する
② 学級目標を確認する
③ 理想の未来をイメージさせる
④ 個人目標を決める
⑤ 先生の願いを伝える♪
この記事を読むと、
2学期の学級開きで何をどのようにすれば良いのか具体的にわかり、
自信を持って子どもと関わることができるよ!
ぜひ最後まで読んでくださいね~
みんなでいい2学期にしよう〜
2学期の学級経営で1番大切な考え
ズバリ、
【子どもは、1学期とは全く異なっている!】
夏休みの間に、子どもは体も心も成長しています。
1学期は素直だった子が2学期に少し反抗的な態度を見せる、
思春期に入っていることはよくあります。
そんな状況の中、1学期と同じように、学級経営をしてしまった私は、
学級がどんどん荒れていきました。
素直だと思っていた子が反抗してきて、慌てて叱るばかり。
その子との関係はどんどん悪化。
このような経験から私は2学期の初め、9月は学級を作り直すことを意識しています。
1学期とは違う2学期の子どもの様子を見とり、
そこからどのような学級を作っていくのか一旦リセットして考えています。
子どもの実態把握がすごく大切!
2学期の学級開きのポイント5選
① 子どもの実態を把握する
② 学級目標を確認する
③ 理想の未来をイメージさせる
④ 個人目標を決める
⑤ 先生の願いを伝える♪
順番に解説していきます!
① 子どもの実態を把握する
いきなり、学級のルールや色々な指導をしてしまうのは絶対ダメ!
まずは、夏休み明けの子どもの様子(話す姿、遊ぶ姿、椅子の座り方)
をよく観察しましょう!
最初の登校日に、子どもと雑談をするのがおすすめ♪
みんなで夏休みの思い出を語ると、学級の雰囲気も良くなり、
子どもと関わる中で、1学期からの変化を感じ取れますよ♪
先生に話を聞いてほしい子どもは多いよ〜
② 学級目標を確認する
1学期に作った学級目標を子どもと一緒に見て、
「2学期もこの学級目標で頑張れそう?」と聞くことが大切!
しっかり時間を取って、考えるといいです。
子どもの考えや意見に耳を傾け、
自分たちが学級をどうしたいのかを考える時間にすると、
2学期のあらゆる場面で、
子ども達が主体的に考えて行動できるようになります!
「1学期には〜ができたから、2学期はもっとレベルアップしたい!」
という意見が出てきたら、しっかりと褒めてあげましょう♪
問いかけたら、じっと子どもの意見に耳を傾けよう♪
③ 理想の未来をイメージさせる
学級目標を達成すると、どんないいことがあるのか具体的に考えさせます。
例えば、「18人全員で協力し、失敗を恐れずに挑戦しよう!」
←(これはわたしのクラスの学級目標です😁)
この目標を達成すると、どんないいことがあるの?
と子どもたちに問いかけて、
・授業がみんな楽しくなる。
・友達との勉強が好きになる
・毎日学校が楽しくなる♪
などの意見を出させましょう!
みんなで理想の学級の姿のイメージを共有することで、
「こんな学級になりたい!」という思いが生まれます。
この思いがあるからこそ、頑張れるのです!
ルールよりも子どもの思いで学級経営をしたいね♪
④ 個人目標を決める
理想の学級を叶えるために個人で
何を頑張るか考えさせる。
この順で考えさせるとみんなどんどん書きます。
書いたことは、掲示してもいいです、
いつも何気なく、個人目標を書かせている先生はぜひやってみてほしいです。
個人目標を書きたい!と思わせる工夫が大切♪
⑤ 先生の願いを伝える♪
そして、最後に先生の思い(どんな学級になってほしいか)を伝えます。
最初に先生の話をするよりも2倍以上、
子どもたちは、よく話を聞くことができます!
しっかりと思いを正直に伝えると、
子どもはよく話を聞いてくれます。
「聞いてくれてありがとう。すごく嬉しいよ!」と伝えると、
すごく温かい雰囲気が学級を包み込みますよ〜
話を聞いてくれるって嬉しいよね〜😄
学級開き〜9月末までに担任がすべきこと!
2学期最初の1ヶ月が特に大切です!
ズバリ、
【できていることを喜びながら伝えること】
- 先生や友達の話を静かに聞いていて、嬉しいな♪
- 授業中にたくさん発表していて、目標を意識しているね!
- 掃除を黙って時間いっぱいやっているね😁
このようにできていることを言語化して伝えてあげる。
すると、子どもたちは成長を実感でき、どんどん頑張るようになります。
この1ヶ月で、担任の先生が子どもとどう関わるかで
上手くいく2学期かそうではないか決まります。
私が、学級崩壊した時はこの1ヶ月を何も意識しないまま、
過ごしてしまい、失敗しました。
せっかく、2学期の学級開きで子どもたちと一緒に、
目標を決めたのだから、
1ヶ月は、子どものやる気を最大限に出してあげましょう!
毎日、子どもの頑張りを見つけることに全集中♪
おまけ:2学期に担任がすべきこと
学校生活でもっとも長い学期が2学期。
この2学期で、担任もどんどんスキルアップをしないといけません!
子どもを成長させるためには、まず担任のスキルアップです。
スキルアップのためにわたしがおすすめするのは、
読書での知識アップ
ICT活用
です。
わたしが学級崩壊した時も、この2つのスキルに救われました!
・どの書籍がおすすめなの?
・ICTのスキルってどうやって高めるの?
このように思われた方は、こちらを見てください♪
担任のスキルもアップして、学級経営していこう♪
読書とICTの二刀流😁
まとめ:学級開きを成功させる5つのこと
最後に、2学期の学級開きのポイントをおさらい!
この5つのポイントを押さえて、学級崩壊を防ごうね♪
① 子どもの実態を把握する
② 学級目標を確認する
③ 理想の未来をイメージさせる
④ 個人目標を決める
⑤ 先生の願いを伝える♪
もし、
・1人だと不安
・職場の先生には相談しにくいよ😢
って先生は、のんびゅんが話を聞くよ〜